内祝いとは?

本来の内祝は、結婚や出産などおめでたい日の喜びの気持ちを、お赤飯やお餅などの品物に変えて、お世話になった方々へお配りする物でした。

お祝いをいただいた方へのお返しが「内祝い」と思っている方も多いですが、お祝いをいただいていなくても、一緒に祝ってほしい!と贈る品物が、本来の内祝いなのです。

しかし現代では、お祝いをもらった方に、「お返し」や「お礼」として内祝いの品を贈ることが一般的となっています。

「内祝いがあるのなら、外祝いもあるの?」と思われる方もいますが、内祝いの「内」は「家」を表すことから、内輪の祝い事だけど、皆様にも喜びをおすそ分けしたいので、品物に代えてお配りするという意味で、外祝いという言葉はないのです。

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両親や兄弟などの身内からのお祝いにお返しは必要?

身内からのお祝いに「お返しや内祝いは必要なのかな?」と思う方もいます。「両親と兄弟ならお返しはしない」「家族にはまとめてお返しをする」「学生だからお返しはなし」など、それぞれの家庭で違いはあるようです。

「お祝いは少額」「お返しはなし」と決めていたり、身内ということもあって「お返しはいらないからね」といわれることもあります。

「お返しはいらないから」といわれても、日頃から迷惑をかけたりお世話になっていますので、金額にこだわらず感謝を伝えるものいいかもしれませんね。

電報をもらったらお返しは必要?

電報と一緒にお祝いをいただいた方には、お返しとして内祝いを渡すようにしますが、電報や祝電のみの場合は、内祝いを渡すことで逆に気を遣わせてしまいます。

ですから、早めにお礼の電話やお礼状を出して、感謝を伝えるようにしましょう。