卒業・就職祝いのお返しマナー

卒業証書
卒業祝いをいただいたとき、お返しは基本的には不要ですが、お祝をいただいたお礼はちゃんと伝えるようにしましょう。ここでは、卒業・就職祝いのお返しマナーについてまとめています。

目次

卒業・就職祝いのお返しは必要?

イラスト卒業・就職祝いをもらったとき、電話でお礼を伝えるのなら、本人からも直接お礼をいうようにしてくださいね。

小学校・中学校・高校の卒業祝いを頂いたときは、学校生活のことやこれからの進路の報告も兼ねると、喜んでいただけます。

卒業祝いは、お返しは基本的には不要ですが、お祝いをあげていない方からもらったときや、相手との関係性によっては、お返しされたほうがよい場合もあります。

就職祝いを頂いたときは、始めてもらったお給料でお返しをするようにすると、社会人になって立派に成長したなって、喜んでいただけるでしょう。

今までお世話になった方へ、ちょっとした内祝いを持って挨拶にお伺いするのもよいでしょう。一人前にしてもらった姿を見せると、きっと喜ばれるでしょう。

お返しの時期と金額の相場

卒業祝いや就職祝いをいただいたら、すぐにお礼は伝えるようにしましょう。お礼状で感謝を伝えるときでも、なるべくはやくハガキや手紙を送るようにします。

電話でもお礼状でも、本人から感謝を伝えることが大切なので、子供から直接電話でお礼を伝えたり、子供に手紙や絵を描かせたりして、お礼をつたえましょう。
さくら
卒業祝いをいただいたときは、お祝をいただいてから3週間以内を目安として、お返しするようにします。就職祝いをいただいたときは、初任給をもらってからお返しをしたのでかまいません。

お返し金額は、いただいたお祝いの3/1~半額程度が目安となります。

お返しの熨斗の書き方

卒業内祝い
水引は紅白の蝶結びを選び、熨斗上は「内祝」「御礼」と書きます。のしに書く名前は、子供の名前を書きます。

 上のしの書き方
「内祝」「御礼」
 下のしの書き方
「春奈」「○○ 春奈」(小、中、高校の場合は子供の姓名)

お返しギフトの選び方

イラスト就職祝いを両親などの身内からもらったときは、今までの感謝の気持ちも込めて、始めてもらったお給料でご飯をごちそうしたり、成人している方はお酒を飲んだりするのも、きっと喜ばれることでしょう。

卒業旅行に行かれたなら、お土産でお返しされてもよいですね。ありがとうという気持ちと思いやりが大切なので、素直に表現されるとよいと思います。

お礼状の書き方と文例集

卒業祝いのお礼状は、本人の年齢によって親が書くときと本人が書くときがあります。本人が書くときは、素直な気持ちを表現して書くとよいでしょう。ここでは、卒業・就職祝いのお礼状の書き方と文例集を紹介します。

 お礼状の書き方と例文集