お見舞いをもらったら、病気や怪我が回復して退院した後に、お返しするのがマナーです。また、入院が長引きそうなときには、入院中にお返しをするようにしましょう。
お見舞いをただいたときのお返し金額の相場は、1/3~1/2程度が一般的な目安といわれていますが、地域などによっては半返しというところもあるようです。
お見舞いのお返しの時期は、退院してからなるべく早めの時期、10日以内にはお返ししたいところですが、遅くても1ヶ月以内にはお返しするようにしましょうね。
入院が長引くときは、退院するまでに時間がかかりお返しが遅くなりますので、入院中にお返しするようにします。このときも、なるべく早い時期にお返しをするようにし、お礼と兼ねて病気や怪我の回復具合を報告するようにしましょう。
お返しが遅くなったときは
[illust illst=”normal-w3-l” align=”right” width=”150″]お返しが遅くなったら、お礼状に快気祝が遅くなった詫びを一言書いて、お返しの品と一緒にお渡ししましょう。
このとき、遅れた理由をはっきり書く必要はなく、「お礼が遅くなり申し訳ございません。元気になりました。」と、お見舞いのお礼とお詫び、体が回復した報告をお伝えするとよいでしょう。
少額のお見舞いへのお返し
少額のお見舞いをもらったとき、お見舞い返しに悩むところですが、お返しはされたほうがよいでしょう。
こんなとき金額にこだわってしまうと、お返しの品に悩んでしまいますから、金額にこだわりすぎず「元気になった喜びと報告」「仕事を休んで迷惑をかけてしまった詫びの品」と考えて、お返しを選ばれてはどうでしょう。
今後のお付き合いもありますから、お見舞いのお礼は少額であってもするようにしたいものですね。
お返しに選ばれるギフトは、「病気を体に残さない」「悪いものが消えて元気になった」という意味から、消耗品やお菓子など、後に残らない消えてなくなるものが選ばれます。