快気祝い・お見舞いのお礼状の書き方と例文/文例

[illust illst=”check-m2-l” align=”right” width=”150″]お見舞いにきてくれた方やお見舞いをくれた方は、とても心配してますので、電話やはがきなどでお礼と状況を報告するようにします。

お見舞いのお礼状は、退院し落ち着いてから本人が出すようにしますが、退院の見込みがないときは、代わりに身内がお礼状を書くこともあります。

ここでは、快気祝い・お見舞いのお礼状の書き方と文例についてご紹介します。

お礼状の書き方とポイント

状況があまりよくなくても、相手が不安になるようなことを書いてはいけません。お礼状にはできるだけ、前向きになるような気持ちと状況を報告するようにしますが、病状が深刻であるときは詳しく述べる必要はありません。

また、お見舞いのお礼状には「続く」「追って」など、不吉なことを連想させる忌み言葉に注意し、他の用件は書かないようにするのがマナーです。

妻が代わりにお礼状を書くときは、本人の名前の横に「内」と書くようにし、それ以外の方が代わりに代筆する場合は、「代」と書くようにします。

相手が心配してくれたことへの感謝や、今後のお付き合いのお願いを述べるようにしましょう。

上司へのお礼状の文例(病気・怪我見舞い)

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拝啓 残暑厳しい折、○○様にはご活躍のこととお慶び申し上げます。
 さて、このたびは私の入院に際しまして、温かい励ましのお言葉を頂戴した上、結構なお見舞いをいただき厚くお礼申し上げます。
 お陰をもちまして、○月○日に無事退院することができ、順調に回復しておりますので、来月には出社できる見込みです。
 皆様にこれまでご迷惑をおかけした分、精一杯努力する所存でございますので、どうか今後も変わらぬご指導、お力添えを賜りますようお願い申し上げます。
 なお、内祝いの印といたしまして、心ばかりの品をお届けいたしましたので、なにとぞご笑納くださいませ。
 取り急ぎお礼とご挨拶まで。

敬具

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妻から上司へのお礼状の文例(回復の見込みがないとき)

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拝復 新緑の鮮やかな季節となりましたが、○○様にはますますご健勝のことと存じます。
 このたびは、ご多忙のところ、お心のこもったお見舞いのお言葉を頂戴し、心よりお礼申し上げます。
 すでにご存じのこととは思いますが、夫は当分は安静が必要ということで、回復するまでには時間がかかるという医師からの診断でした。
 大変にご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんが、これからもお力添えくださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 職場の皆様にも、これからも何かとご迷惑をおかけすることになりますが、心苦しく思っていること、よろしくお伝えくださいませ。

かしこ
田中 和夫
内 なつこ

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取引先へのお礼状の文例(事故見舞い)

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拝啓 青葉のみぎり、皆様におかれましては、一段とご清栄のことと大慶に存じます。
 このたびの私の事故に際しまして、ご丁重なお見舞いとお心遣いをいただき、厚くお礼申し上げます。
 御社には多大なるご迷惑をおかけしましたことを、心から深くお詫びいたします。今後も末永いお付き合いを賜りますよう、お願い申し上げます。
 お陰様で骨折した足も、少しずつですが順調に回復に向かっており、現在はリハビリに専念いたしております。
 今後も何かとご迷惑をおかけすることになるかと思いますが、かわらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。
 なお、心ばかりの品を別便にて届けいたしましたので、何卒ご笑納くださいませ。
 書中で失礼とは存じますが、より一層のご発展を心よりお祈り申し上げます。

敬具

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親戚へのお礼状の文例(施設に入る場合)

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前略 このたびは母の入院に際しまして、ご丁寧なお見舞いとお心遣いをいただき、心より感謝しております。
 母の病状ですが、高齢のため思いのほか認知症が進行しているという、医師からの診断結果でした。
今後は、○○施設に入居し、専門スタッフにより生活への復帰に向けて、家族一同努力してまいります。たくさんの方の励ましのもと、本人もおとなしく指示に従っておりますので、どうかご心配なさらぬようご安心ください。
 今後とも変わらぬお付き合いのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。朝晩は冷え込む季節ですので、くれぐれもご自愛ください。
 まずはご報告とお礼まで。

草々

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親戚へのお礼状の文例(震災見舞い)

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 このたびは、ご丁寧なお見舞い状とお見舞いをいただきまして、誠にありがとうございました。
 地震により当初は危険な状態ではありましたが、幸いにも家族に怪我人もなく皆無事にしておりますのでご安心ください。 
 しばらくは、不便な生活になりますが健康を第一に考え、家族で助け合い過ごしていきたいと思います。
 皆様のご支援と励ましのお言葉に、心より感謝いたしております。
 簡単ではありますが、まずはお礼のご挨拶まで。

かしこ

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