節句のお祝い

女の子は桃の節句(3月3日)、男の子は端午の節句(5月5日)の赤ちゃんが生まれて初めて迎える節句のお祝い、初節句のお返しは基本的には不要で、お返しなしでもマナー違反にはなりません。

しかし、初節句に出産祝いをもらったときや、出産祝いと兼ねて初節句祝いをまとめてもらったのなら、内祝いを贈りましょう。

初節句のお返しをする場合、熨斗の表書きは「節句内祝」「内祝」となりますが、出産祝いと表書きしてもらったのなら、「出産内祝」「内祝」としてお返しされるとよいでしょう。

お祝いを「初節句祝」「出産祝」と別々にもらった場合、一つにまとめて「内祝」としてお返しされるとよいですが、気になる方は別々の用意されてもよいでしょう。

どちらの場合でも、熨斗紙の下に書く名前は、子供の名前になります。

初節句祝いでは、当日から約1週間がお返しする期間には適しています。お祝いをいただいたら、内祝いはなるべくはやくお渡ししてくださいね。

本来の内祝いの意味は、お返しではなく「内輪の祝い事を一緒に祝っていただきたい」という意味なので、節句内祝、出産内祝にわけなくても、「内祝」とのしに表書きをして、一つの品物を贈るとよいでしょう。

どちらの場合も、のしに書く名前は子供の名前です。

もし内祝いが遅れたときは、「遅くなってごめんなさい」とお詫びが一言あるだけで、もらった側としては嬉しいものですよ。