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お中元

近年は、家族葬なども増えており、故人様が他界されたことを、事前にお知らせすることができなかったということもあります。

亡くなったことを知らされていない故人様の友人や知り合いから、お歳暮やお中元が届くことがあります。

故人宛に、お歳暮やお中元が届いたということは、品物を贈った相手は亡くなったことを知らずにいますので、葬儀を無事に終えた報告と、連絡が遅くなったお詫びを手紙やはがきで伝えてくださいね。

お中元・お歳暮のお礼状の書き方

[illust illst=”check-m2-l” align=”right” width=”150″]喪中はがきでは、亡くなった事を相手に知らせ、喪中であるため新年の挨拶は控えさせていただくとお知らせする役目があります。

喪中の期間に、祝い事、結婚祝いや出産祝いなどをすることは、マナー違反とされていますが、お歳暮やお中元は日頃の感謝を伝えるものなので、祝い事ではないため送られても贈っても問題はないのです。

また、死亡通知や喪中欠礼では、頭語結語、時候の挨拶などは入れず、縦書きで行頭の一字さげをせず、句読点を入れません。

ですが、お礼状として手紙やはがきを書く場合は、相手が喪中でなければ頭語や結語、季節の挨拶などを書いてもかまいませんし、よいお年をお迎えくださいと書くのもよいでしょう。

書き方のポイント

  1. 季節の挨拶、安否を気遣う言葉
  2. 頂いた品物へのお礼
  3. 亡くなった事を相手に伝える
  4. 連絡が遅くなったことのお詫び
  5. これまでお世話になった感謝の気持ち
  6. 相手の健康や活躍を祈る言葉
  7. 結びの言葉

自分が喪中のときのお礼状の文例

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暑中お見舞い申し上げます。
暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
このたびは、夫〇〇のためにお心のこもったお中元の品を頂戴いたしまして、誠にありがとうございます。
夫〇〇は、本年〇〇月○○日に永眠いたしました。
本来ならば早速申し上げるべき処でございましたが、ご通知が遅れましたことをお許しください。
頂きました〇〇は、仏前に供えさせていただきました。夫もさぞかし感謝していることと存じます。心から御礼申し上げます。
本日別便にて、心ばかりの品をお送りいたしましたので、ご受納いただければ幸いでございます。
生前に賜りましたご厚情に深謝いたしますとともに、〇〇様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
平成○年〇月○日 
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故人宛のお歳暮・お中元のお返しについて

あさがおお歳暮やお中元は、お世話になった方への感謝を伝えるものですので、原則としてお返しの必要はありませんが、お歳暮やお中元をくださるほどの方ですから、さらに香典が送られてくる可能性があります。

そのようなときは、香典返しと同じように四十九日を過ぎた後、「志」として何か贈られるとよいと思います。

「いただきましたお中元は、仏前に供えさせていただきました。ご厚情に感謝します。」と一言添えて、お礼状を出されるとよいでしょう。

香典返しのマナー