お中元やお歳暮を贈った相手は、無事に届いたか気にかけていますので、お礼状は品物が届いたら2、3日以内に出すのがマナーです。
御中元が届いた時期が、暑中見舞い(7/7~8/6)や残暑見舞い(8/7~8/23)を出す期間なら、お見舞いはがきにお中元のお礼を兼ねて出してもよいでしょう。
そうなると、年賀状にお歳暮のお礼を兼ねてもよいのでは、と思いがちですが、一年間の感謝を込めた年賀状には、本年を締めくくるという意味もありますから、新年を祝う年賀状にお歳暮のお礼を兼ねるのはやめましょう。
では、寒中見舞いでと思いますが、寒中見舞いは松の内が明けから立春(2月4日)までなので、お歳暮のお礼が遅くなってしまいます。
松の内は関東では1月7日まで、関西では1月15日までとなっています。
お歳暮をもらったら、電話やお礼状ですぐに相手に報告するようにしてくださいね。
お礼が遅くなったとき
お礼が遅くなったときは、お詫びを一言伝えるようにします。残暑見舞いや寒中見舞いのはがきに兼ねてしまっては、誠意が伝わりませんので、お礼状としてちゃんとしたかたちで、はがきを出すようにしてくださいね。