お返しは不要といわれても、それが社交辞令かどうかの判断が難しいことがあります。
親戚や身内からの見舞金は、昔はお返ししないというところも多くあったようですが、今頃はお返しされる方も増えています。親戚や身内間では取り決めしていることもありますから、どうしたらよいかわからないときは、親やまわりに一度相談してみましょう。
身内以外の方から、お返しはいらないといわれたときは、今後のお付き合いもありますから、お返ししたほうがよいでしょう。
「お返しは不要」といわれたけど、お返ししたことで怒る方はいなかった、負担にならない程度のお返しにした、相手が気を使わないようにお礼状を添えてお渡しした、など、などさまざな意見がありました。
1,000~2,000円ほどの少額なお見舞いの品物に、きちんとした形でお返ししてしまうと、相手に気を遣わせてしまうかもしれませんので、退院されてから手土産などをもって、元気な顔を覗かせると喜んでくれることでしょう。さりげなくお返しするほうがよいかもしれませんね。
中には、お見舞い金をもらったけど、何も返さなかったという方もいるようでしたが、お返しはいらないといわれたとしても、お礼状やお電話など、どんなかたちでも感謝は伝えるようにしてくださいね。