長寿内祝いは、日頃から体が健康であることや、幸せに暮らせることへの感謝の気持ちをかたちにしたお祝いです。
ですから、固い文面でお礼状を書くよりも、長寿を願って下さる皆様へ、心を込めた温かいメッセージを書くようにします。気取らずに親しみを込めた表現をされるとよいでしょう。
目次
お礼状の書き方ポイント!
- 頭語(結語とセット)
- 季節の挨拶
- 相手を気遣う言葉
- 長寿祝いをいただいたお礼
- 近況報告や体の様子
- 今後のお付き合いをお願いする言葉
- 結びの挨拶
- 結語(頭語とセット)
- 日付
- 署名
(代筆するときは名前の下に代と書く。妻が代筆するときは内とかく。)
長寿祝いお礼状の文例1
拝啓 日増しに秋の深まりを感じる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、この度は私の還暦祝いに際しまして、ご丁寧なご祝詞と結構なお祝いの品を賜り、心よりお礼申し上げます。
おかげ様をもちまして無事に還暦を迎えることができましたのも、皆様のお心づかいのおかげと感謝いたしております。
これを機に、新たな人生を邁進していく所存でございます。
これからもご高配を賜りますよう、お願申し上げます。
まずはお礼まで。
敬具
平成○年○月○日
田中 正弘
長寿祝いお礼状の文例2
○○○○様
若葉が薫る頃となりましたが、いかがお過ごしですか。
先日は、父○○の喜寿の祝いに際しまして、結構なお祝いの品をいただき誠にありがとうございました。
○○様の温かなお言葉に、父も心より感謝いたしております。
父は日課にしております散歩のお陰で、足腰がとても丈夫で元気に過ごしておりますが、なにとぞ高齢になりますので、家族で支えていく所存でございます。
今後とも変わらぬお付き合いのほど、お願い申し上げます。
末筆ながら皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
平成○年○月○日
田中 正弘
田中 直哉 代