入院中、お見舞いでお花を頂くことがあります。花束やお菓子、本などをもらうと、お見舞金と違って差し入れという感覚に近い感じがありますから、お返しは必要ないと思われる方もいるでしょう。
花束やお菓子、本などを持ってお見舞いに来てくれた方にも、見舞金をくれた方と同じように、お返しをするようにしましょう。
どんなかたちでも、あなたを心配してお見舞いに来てくれた温かな気持ちなので、お礼をされたほうがよいですね。
お見舞いのお返し金額の目安は、1/3~1/2が一般的な相場となりますが、小さい花束や本や雑誌などをもらったとき、あまりしっかりしすぎたお返しは、相手に気を使わせることになります。
そんなときは、プチギフトなど少額のものでお返しされたり、怪我や病気が回復したときに、手土産を持って元気な顔を見せに遊びに行ったりすると、相手にも喜んでもらえるでしょう。
お返しの時期は、退院してから10日以内のお返しが一般的ですが、遅くなっても1ヶ月以内にはお渡しするようにしてくださいね。もし、入院が長引くようであれば、お返しは入院中にするようにします。
時期を逃してどうしても遅くなったってしまったら、お礼状にお詫びの言葉を一言添えるよう配慮しましょう。また、お見舞いのお返しをするときは、相手は心配していますから、病気や怪我の回復具合もお礼と一緒に伝えると安心してくれます。
お見舞い返しに選ぶギフトは、後に残らないお菓子や石鹸などを選ぶようにします。病気を体に残さない、悪いものを体から流すという意味がありますので、かたちに残るお返しギフトを選ばないように気を付けましょう。